nvidia決算を前に「一部利確」を選んだ理由。想定シナリオと期待値の罠

エヌビディア決算 資産形成

決算前の立ち回り

みなさん、こんにちは。
手堅く長期で高配当を狙うのが私の基本スタンスですが、ポートフォリオの成長加速枠として組み込んでいるのが、今や世界経済の中心とも言えるnvidia(NVDA)です。
先日、大注目の決算発表がありましたが、みなさんはどのようなポジションで迎えましたか?
市場はお祭り騒ぎ、SNSを見ても「爆上げ間違いなし」「乗るしかない」といった楽観論が目立っていましたが、私は決算発表の直前に「保有株の一部を利確(利益確定)」するという行動をとりました。
今回は、なぜ私が、事前に一部利確に踏み切ったのか。その裏にあった思考プロセスを共有します。

なぜ決算前に動いたのか?

「期待値の過熱」というリスク

決算直前のnvidiaの株価は、すでに「信じられないほど良い決算が出る」という前提(期待値)をこれでもかと織り込んでいました。
株価というのは、現在の業績ではなく「未来の期待」で動くもの。この状態は、投資家としてのハードルが極限まで上がっている状態、つまり「ちょっとやそっとの良い決算では株価が上がりにくい状態」を意味します。
購入した銘柄は基本的にガチホ(長期保有)がマイルールですが、ここまで期待値が歪んでいる時は話が別です。私はムムムと頭を捻らせ、決算後に起こり得る3つのシナリオを想定しました。

決算ムムム

シナリオ①:決算が悪い(確率:小〜中)

業績が市場予想を下回るケース。これは論外で、株価は間違いなく大暴落します。

シナリオ②:決算は「そこそこ良い」が、期待値には届かない(確率:大)

数字自体は悪くないものの、市場が勝手に膨らませた超絶ハードルに届かないケース。いわゆる「材料出尽くし」となり、株価は下落します。フジクラショックもこのパターンでしたね。

シナリオ③:決算が「めちゃくちゃ良い」(確率:中)

市場のバカ高い期待すらもさらに飛び越える、驚異的な爆益パターンのケース。※市場予想が前年比80%増ですからね。約2倍を通りすぎる、エライコッチャですよ。

おじさんのスーパー計算機(笑)が弾き出した答え

ここでちょっと真面目な話から脱線しますが、この3つのシナリオを前に、「おじさんのスーパー計算機(笑)」をパチパチと叩いて計算してみたわけです。
どのシナリオの確率が高くて、株価がどう反応するか。

客観的に見て、①と②の「株価が下がるシナリオ」のほうが、トータルの確率としては圧倒的に高い。さらに言えば、もし確率を突破して③の「めちゃくちゃ爆益」だったとしても、すでに株価はかなりの期待値を先食い(織り込み済み)しています。

なんなら、「期待を遥かに超えるようなとんでもない超絶爆益データが出たとしても、市場はすでに満腹状態なんだから、発表直後には一旦の調整や『材料出尽くし』の利確、売る動きが一部入るんじゃないか?とすら思っていました。

おじさんのスーパー計算機(笑)の結論!

上がる確率・上値の余地: 低い(超絶爆益でも、どうせ一旦は利確で調整される)

下がる確率・下値のリスク:高い(期待を裏切った時の反動が大きい)

この計算機によると、「だったら、事前に一部を利益確定して、確実に現金を確保しておく方が圧倒的にリスクが少なそうだな」という答えが出ました。

結果と、その先の「買い戻し&分散」戦略

というわけで、実際の私の動きとしては、決算前の過熱しているタイミングで、
225ドルで2株の売却(一部利確)が約定しました。

202605売り抜け

もちろん、ここからさらに上に行く可能性もゼロではありませんでしたが、リスクの方が大きいと踏んでの皮算用な利益確定です。

そして、この利確には「その先のアクションプラン」もしっかりセットで組み込んでいます。

① 調整局面での「買い戻し」を狙う

今回売却した「225ドル」というラインは、自分の中での一つの基準になりました。今後、市場が冷静さを取り戻し、調整局面に入ってこの価格を下回るようなことがあれば、そこは絶好の買い戻しチャンス。安くなったところで、再びポートフォリオに戻す予定です。

② 浮いた資金で未来の成長投資枠を「こそこそ」買い増し

nvidiaだけでお腹いっぱいにせず、今回の利確で浮いたキャッシュを使って、実は水面下で「次の未来の成長期待枠」へこそこそと資金を振り分け、買い増しを始めています。

202605買い付け

というのも、これらの銘柄は「単純に直近で値段が崩れていて、絶好の買い時(仕込み時)になっていた」というのも大きな理由です。

具体的に狙いを定めて動いているのは、このあたりの銘柄たち。

ニュースケール・パワー(SMR)

次世代の小型モジュール原子炉(SMR)の本命。エネルギー需要の爆発を見据えて。
※米国のお金持ち(AI企業・個人金持ち)が欲しいものを想像して連想したどり着いた銘柄です。

リチウム・アメリカズ(LAC)

EVや蓄電池に欠かせないリチウム資源。埋蔵量世界一みたいですが今は準備中、仕込み時と見て。
※トランプさんは資源を自国産にする方向で進めるみたいです。懸念点はGMが出資してることかな。ネバタ州、テスラ工場。。。おや?

ルーメン・テクノロジーズ(LUMN)

ここも独自の成長を期待して、ポジションをキープ・買い増し中。
広いアメリカに物理的に回線ひいとるところ。都市単位じゃなくて、都市と都市間もつないでるらしい。あと追い参入を考えるとアメリカの今の人件費じゃ無理。

主役株の利確と、価格が崩れた有望株の仕込みを同時に行うことで、ポートフォリオ全体の効率を高める動きです。(テンバガー夢見ちゃあかんのか?)あくまで、年単位でしばらくしたら利益が上がりだしてドカンと上昇するんじゃないかな?と思ってる銘柄です。購入を薦める意図はありません。

資金の裏付け:私を支える「配当・分配金」のセーフティネット

「nvidiaの買い戻し資金も残しつつ、他の株も買って、資金は大丈夫なの?」と思われるかもしれません。

ここが私の投資スタイルの核心なのですが、「他でガチホしている分配金銘柄からの配当」によって、nvidiaを買い戻すための資金はある程度自動でカバーできる算段が立っています。

ベースとなる高配当・インカムの流れがしっかり作れているからこそ、手元のキャッシュをガチガチに固めすぎる必要がありません。入ってくる配当金をセーフティネット(後ろ盾)にしつつ、浮いた資金を崩れた成長株へ機動的に回す――。

この二段構えの戦略があるからこそ、心に余裕を持って立ち回れるわけです。
そしてうっかりショッキングな下落になってしまってもある程度耐性になるのです。

まとめ:熱狂の中でこそ一歩引いて動く

今回の立ち回りは、単に「上がったからラッキーで売った」という目先のギャンブルではありません。キリッ!

期待値の過熱を察知し、シナリオを立ててリスクを避けたこと
崩れて買い時になっていた未来の成長枠(SMR、LAC、LUMN)へこそこそ仕込んだこと
ベースの配当金・分配金で、本命の買い戻し原資をカバーする計算を立てておくこと

投資で生き残り、資産を積み上げていくために大切なのは、周りのイケイケな雰囲気に流されないこと。←初心者が何か言ってますね。
端から見たら薄味に見えるかもしれませんが、「自分のポートフォリオ全体の資金循環(インカムの流れ)を把握した上で、次の手をセットでシミュレーションしておくこと」こそが、ブレない投資の秘訣だと(すごいブレてるようで軸はあるのです)。

イケイケの相場だからこそ、冷徹に、時にはおじさんのスーパー計算機(笑)をフル稼働させつつ、マイルールを守って動いていきましょう。

そしていそいそと買戻

買い戻し

225ドルで約定した2株のうち、1株買い戻ししました。
216.5ドルなので、差益は8.5ドルですね。
もう少し下がったりするかな?と思ってるのでもう1株は様子見中です。

ちゃっかり買い戻し(5/28)割といいところで拾えたんじゃないでしょうか?
エヌビディア買い戻しよー

以上、エヌビディア決算時期の予想・行動・結果になります。
また変な値動きしそうなときは売買するでよ。

この記事が、みなさんの出口戦略やリスク管理の参考になれば幸いです。

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